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QC検定3級 品質管理の基本③

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 次の文章において,   内に入るもっとも適切なものを下欄の選択肢からひとつ選べ。ただし,各選択肢を複数回用いることはない。

① 日本において統計的品質管理が導入された当初は, (1) 重点主義で顧客に適合品を提供するという考え方が主流だった。しかし,この考え方では工数や費用が多くかかるのみならず,検査の漏れやミスなどの問題が発生する。そこで,工程の (2) の管理を適切に行う,“品質を工程で作り込む”という考え方が重要視されるようになった。

 

② 工程管理のためには,工程の製品が備えている (3) と,それに影響する要因との関係を明確にする“工程解析”が必要である。その結果をもとに,管理すべき要因とその条件を,作業標準やQC工程図などに表し,所定の条件で作業を行う。そして,管理図や (4) などを用いて,工程が管理状態かどうかを確認する。

 

③ あらゆる業務において“品質を工程で作り込む”という考え方が通用する。つまり,業務の結果のみを追い求めるのでなく,その結果を生み出すための (5) を管理し,改善することで良い結果が生まれる。この手順や条件などが明確であれば,作業者によらず業務の結果が安定し,悪い結果が出た際には手順や条件を改善することで素早く対処できる。

 

(1)〜(2)の選択肢
  1. 工数管理
  2. コスト
  3. 検査
  4. 顧客
  5. 4M
  6. 5ゲン
  7. QCD
(3)〜(5)の選択肢
  1. パレート図
  2. チェックシート
  3. ヒストグラム
  4. 品質特性
  5. スケジュール
  6. アイデア
  7. プロセス

 

解答

(1) (2) (3) (4) (5)

解説

① 日本において統計的品質管理が導入された当初は, 検査 重点主義で顧客に適合品を提供するという考え方が主流だった。しかし,この考え方では工数や費用が多くかかるのみならず,検査の漏れやミスなどの問題が発生する。そこで,工程の 4M の管理を適切に行う,“品質を工程で作り込む”という考え方が重要視されるようになった。

かつては検査による品質保証が多かったのですが,大量生産化などによりコストが膨大になり,次第にプロセスで品質を向上させる考え方になりました。
4Mは,Man(人),Machine(設備・機械),Material(材料),Method(方法)を示す言葉です。

② 工程管理のためには,工程の製品が備えている 品質特性 と,それに影響する要因との関係を明確にする“工程解析”が必要である。その結果をもとに,管理すべき要因とその条件を,作業標準やQC工程図などに表し,所定の条件で作業を行う。そして,管理図や チェックシート などを用いて,工程が管理状態かどうかを確認する。

工程管理には,品質特性とそれに影響する要因を見極めることが必須です。
工程が管理状態かを判断するツールには,管理図チェックシートが用いられることが多いです。

③ あらゆる業務において“品質を工程で作り込む”という考え方が通用する。つまり,業務の結果のみを追い求めるのでなく,その結果を生み出すための プロセス を管理し,改善することで良い結果が生まれる。この手順や条件などが明確であれば,作業者によらず業務の結果が安定し,悪い結果が出た際には手順や条件を改善することで素早く対処できる。

“品質を工程で作り込む”は,結果を生み出すためのプロセスを重視する考え方です。