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QC検定3級 QC七つ道具③

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 パレート図に関する次の文章において,   内に入るもっとも適切なものを下欄の選択肢からひとつ選べ。ただし,各選択肢を複数回用いることはない。

① パレート分析の一般的な手順は,次のようなものである。

  1. データの分類項目を決める。
  2. 分類項目別にデータを集計する。
  3. データを (1) に並べ替える。(ただし,分類項目として「その他」がある場合には,その項目は一番最後に配置する)
  4. 累積百分率(%)を計算する。
  5. 各分類項目の件数を (2) ,累積百分率(%)を (3) で表示する。
  6. どの項目を取り上げて改善を行うかを検討する。なお,このような考え方は (4) と呼ばれる。

 

② あるシステム開発について,チェックリストを用いて障害埋込工程の調査を行ったところ,次表のとおりとなった。

工程 障害埋込件数 比率(%)
設計 5 10
開発 20 40
試験 15 30
移行 0 0
その他 10 20

  この結果から,障害発生防止に関する指針を作成するため,件数に基づくパレート図を作成した。正しいパレート図は (5) である。

 

③ ②の件数に基づいて,対策すべき工程の優先順位をつける場合,最初に対策を検討すべき工程は (6) である。もし (6) の対策が困難であると判断した場合には (7) を検討する。

 

(1)〜(4)の選択肢
  1. 昇順
  2. 降順
  3. 円グラフ
  4. 棒グラフ
  5. 折れ線グラフ
  6. 顧客指向
  7. オブジェクト指向
  8. 重点指向
(6)〜(7)の選択肢
  1. 設計
  2. 製造
  3. 試験
  4. 移行
  5. その他
(5)の選択肢

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解答

(1) (2) (3) (4)
(5) (6) (7)

解説

① パレート分析の一般的な手順は,次のようなものである。

  1. データの分類項目を決める。
  2. 分類項目別にデータを集計する。
  3. データを 降順 に並べ替える。(ただし,分類項目として「その他」がある場合には,その項目は一番最後に配置する)
  4. 累積百分率(%)を計算する。
  5. 各分類項目の件数を 棒グラフ ,累積百分率(%)を 折れ線グラフ で表示する。
  6. どの項目を取り上げて改善を行うかを検討する。なお,このような考え方は 重点指向 と呼ばれる。

  パレート図では,データが大きい順(降順)に並べ,その件数を棒グラフ,累積の割合を折れ線グラフで表します。
また,特定の分野や項目を重点的に対応することを重点指向といいます。

 

② ①の手順に沿って表されたグラフはウになります。
なお,①にも記載がありますが,“その他”は単独の項目とはみなされないため,最後に記載します。

 

③ ②の件数に基づいて,対策すべき工程の優先順位をつける場合,最初に対策を検討すべき工程は 製造 である。もし 製造 の対策が困難であると判断した場合には 試験 を検討する。
一般的に,対策の優先順位はパレート図の左側の項目がより高くなります。