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QC検定3級 QC七つ道具②

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 次の文章において,   内に入るもっとも適切なものを下欄の選択肢からひとつ選べ。ただし,各選択肢を複数回用いることはない。

① 重点指向の考え方で,優先的に取り組むべき課題を教えてくれる手法に (1) がある。この手法は,発生している問題に対し,その現象や原因などの項目別に層別し,不適合品数などの多い順に並べ,その大きさを (2) で表し,さらにその (3) を折れ線グラフで示した図である。

 

②  (1) を作成するときに注意すべきことは, (4) の特性値の設定である。通常であれば,不適合品数や所用時間などが使われることが多い。それらが (5) と比例しているならばよいが,単位数あたりの (5) が各項目によって異なる場合は問題である。そのような場合には,図の (4) の特性値を (5) で表さないと,何が重要であるかを見落とし,改善効果を上げられないことも考えられる。

 

(1)〜(3)の選択肢
  1. 特性要因図
  2. パレート図
  3. チェックシート
  4. 散布図
  5. 累積和
  6. 比率
  7. 棒グラフ
  8. 円グラフ
(4)〜(5)の選択肢
  1. 横軸
  2. 左の縦軸
  3. 右の縦軸
  4. 経営方針
  5. 期初目標
  6. 損失金額

 

解答

(1) (2) (3) (4) (5)

解説

① 重点指向の考え方で,優先的に取り組むべき課題を教えてくれる手法に パレート図 がある。この手法は,発生している問題に対し,その現象や原因などの項目別に層別し,不適合品数などの多い順に並べ,その大きさを 棒グラフ で表し,さらにその 累積和 を折れ線グラフで示した図である。

パレート図は,層別した項目別に,出現頻度の大きさ順で棒グラフで並べるとともに,折れ線グラフでその累積和を示す図です。どの項目を重点的に対応すべきかがわかります。

 

②  パレート図 を作成するときに注意すべきことは, 左の縦軸 の特性値の設定である。通常であれば,不適合品数や所用時間などが使われることが多い。それらが 損失金額 と比例しているならばよいが,単位数あたりの 損失金額 が各項目によって異なる場合は問題である。そのような場合には,図の 左の縦軸 の特性値を 損失金額 で表さないと,何が重要であるかを見落とし,改善効果を上げられないことも考えられる。

パレート図の棒グラフの値(単位)は,左の縦軸で表します。対策を優先すべき問題は,現状損失を多く発生させているものですので,左の縦軸の単位は,損失金額そのものか,相関が強い特性値にする必要があります。